サッカーW杯2026実行委 “不法移民対策 大会への影響 不透明”——贯通日本资讯频道
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サッカーW杯2026実行委 “不法移民対策 大会への影響 不透明”

来年のサッカーワールドカップの開幕まで、11日であと1年となるなか、アメリカの開催都市の実行委員会の代表らが記者会見し、来場者を歓迎する姿勢をアピールしました。一方で、トランプ大統領による不法移民対策の影響について「不透明感」があるとして状況を注視する考えを示しました。

来年のサッカーワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの3か国の16都市で行われ、このうちアメリカの開催都市の実行委員会の代表が9日にニューヨークに集まって記者会見しました。

各都市の代表からは、全米で400億ドルとされる経済効果への期待の声やスタジアムへの交通網の整備を急いでいるといった現状報告のほか、アメリカに来る人を歓迎したいといった抱負が聞かれました。

一方、トランプ大統領が不法移民対策を強化している影響についての質問に、開催都市を代表して話した東部フィラデルフィアの責任者は「国のレベルで起きていて、来年の大会に影響するかどうか、まだわからない問題があるのは確かだ。私たちは不透明感のなかで計画を立てている」と述べ、状況を注視する考えを示しました。

また、抗議デモの一部が暴徒化して混乱が続く西部ロサンゼルスの実行委員会の幹部はNHKの取材に対し、「リアルタイムで起きている状況から教訓を学び、来年に生かす必要がある。ロサンゼルスに来る人たちに安全で安心な環境を提供したい」と話していました。

サッカーW杯2026

来年、北中米で行われるサッカーワールドカップは大会史上初となる3か国の共同開催で、過去最多の48チームが世界一を争います。

アメリカ、カナダ、メキシコの3か国共催のワールドカップは来年6月11日にメキシコのメキシコシティーで開幕戦が行われ、北中米の16の都市を舞台に1か月以上にわたる熱戦が繰り広げられます。

出場チームはこれまでの「32」から「48」に拡大し、前回のカタール大会よりも40試合多い104試合が組まれていて、アメリカで78試合、メキシコとカナダでそれぞれ13試合と過去最大規模の大会となります。

1次リーグは48チームが4チームずつ、12のグループに分かれて争い、各グループの2位までと、3位のうち成績上位の8チーム、あわせて32チームが決勝トーナメントに進みます。

決勝まで勝ち進んだ場合、前回大会よりも1試合多い、8試合を戦うことになります。

組み合わせ抽選はことし12月に行われる見通しです。

日本代表の現在地は

 

サッカー日本代表は9か月余りに渡ったアジア最終予選の戦いを終えました。

今大会で森保監督は優勝という大きな目標を掲げ、今後は「コアメンバー」と呼ぶ予選で中心的な役割を果たしたヨーロッパでプレーする選手たちを軸にチーム作りを行うとみられます。

前回のカタール大会を含め、決勝トーナメントに進んだ4大会はいずれも1回戦で敗れ、ベスト8進出を逃していて、まずはその壁を破る必要がありますが、出場チームの増加に伴い、今大会から決勝トーナメントで2回勝たなければベスト8に入れません。

さらに決勝まで勝ち進んだ場合、1か月という短期間に前回大会よりも1試合多い8試合を戦うことになります。

主力選手のさらなる成長はもちろんですが、体力的な問題を考えれば、メンバーを入れ替えながら試合に臨む必要があり、選手層の厚さがこれまで以上に重要となります。

5日のオーストラリア戦と10日のインドネシア戦では、新戦力の発掘を視野にあまり出番のなかった選手や初選出の選手が多く起用されましたが、それ以外に所属クラブで急成長を続ける選手もいて、ここから1年で世界基準の「個」の力を持ったニューフェースがどれだけ台頭してくるか注目です。

また、森保監督は大会で世界ランキング上位の強豪に対抗するため、「戦い方の引き出しを増やす必要がある」としています。

アジア最終予選の相手はいずれも世界ランキングで日本より下に位置するチームで、日本はすべての試合で攻撃的なスリーバックを採用し、主導権を握る戦い方が主流でしたが、強豪が集まるワールドカップでは相手によって最も効果的な戦い方をできるかが鍵を握るとみられます。

選手の配置や連係、さらにはセットプレーなどさまざまな戦術を限られた強化試合と活動期間のなかで、どこまで落とし込めるかもポイントとなります。

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