比例代表東海ブロックで初当選したエコノミストの佐藤ゆかり氏は12日、岐阜市内の事務所で会見を行った。これまで報道陣の質問を笑顔でかわす場面が多かったが、週刊誌で不倫メール騒動が取り上げられたことについて、初めて怒りをあらわにした。
「選挙妨害のような、あることないことの報道はきわめて遺憾に思うし、あってはいけない。(法的手段は)党本部が今後どう判断するかということ」と顔をこわ張らせた。そして「釈明や説明はしないのか?」との質問には「釈明やコメントする必要がない」と珍しく語気を強めた。
出馬を決めた直後に訪問した際、握手を拒まれ話題を呼んだ細江茂光市長へ「近々」(佐藤氏)あいさつに行くという。
一方、岐阜1区で佐藤氏に競り勝った野田聖子元郵政相は支援者へあいさつ回り。岐阜市役所では「限界まで頑張り抜いた。前回より票を伸ばさせてもらい、感謝の極み」と振り返った。
スポーツニッポン 2005年9月13日