今年3月、東京・渋谷区の金券ショップから現金などが奪われた事件で、警視庁は男3人を逮捕しました。このうち1人は、ネット上に出された強盗団メンバー募集の呼びかけに応じてグループに加わっていました。
強盗の疑いで逮捕されたのは東京・北区に住む無職、新川智康容疑者(32)ら3人です。調べによりますと新川容疑者らは、今年3月、渋谷区代々木の金券ショップに押し入り、店員に包丁を突きつけ、現金250万円などを奪った疑いがもたれています。
3人のうち新川容疑者ら2人は元々知り合いでしたが、もう1人の男は、新川容疑者が携帯電話のサイトに出した「リスクはあるが40万円ぐらいの仕事がある」という強盗団メンバー募集の呼びかけに応じてグループに加わっていました。
新川容疑者らともう1人の男は、事件直前に現場近くで初めて顔をあわせたということです。警視庁は犯行の経緯について、さらに追及しています。