プロ野球・阪神タイガースが29日、2年ぶりにリーグ優勝した。甲子園がある兵庫県出身の小池百合子環境相(53)は「タイガースの頑張りを励みに選挙戦を戦い抜いた。日本シリーズの始球式?やってみたいです」と満面の笑みだった。
小池環境相は「今後、10数年は優勝できないという声もあったけど、これぞ阪神タイガース」と、常勝軍団の誕生に声を弾ませた。今回の衆院選では、長嶋茂雄氏の母校・立教大のある豊島区を含む東京10区から出馬したが、この日は虎党全開。優勝に貢献した今岡について「同じ宝塚出身。ファンクラブに入っていたこともある。打点で考えてもキーマン。これからみんなに、今岡を目指せ、と言いたい」と絶賛した。
選挙期間中は自らの記事を読みたいこともあって、連日、スポーツ紙に目を通していたという。中日とデッドヒートを繰り広げた阪神について「お互いに励まし合っていた。まあ、阪神タイガースさんの方は気付かれていなかったでしょうけど」と振り返った。
村上ファンドが阪神電鉄の筆頭株主となったことに関しては「より強くなる経営をしてほしい。でも人員削減、コストカットはダメ。甲子園球場も今のままで」とクギを刺すなど愛情たっぷり。学生時代にソフトボール部で投手経験もあるだけに、日本シリーズでの始球式登板にも「いいですねえ。やってみたい」と色気を見せていた。