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索尼CCD存在缺陷 返修产品将逾100种

作者:未知  来源:日经BP   更新:2005-10-1 17:05:00  点击:  切换到繁體中文

索尼日前宣布,该公司生产的部分CCD摄像元件存在缺陷,采用该CCD的产品有可能会出现取景器和液晶显示屏无法显像,无法拍摄和画面紊乱等故障。故障原因是连接CCD芯片和引线框的焊接线发生老化而导致脱落。索尼将对出现上述故障的产品提供免费维修。

  由于存在缺陷的CCD摄像元件用途广泛,导致索尼需要提供免费维修的产品范围很广:包括PDA、数码相机、数码摄像机和商用摄像机。其中日本国内需要返修的产品有40多种,海外则有60多种。

  其他不少公司也采用了索尼的CCD摄像元件,因此,此次故障很可能波及相关公司的产品。不过,索尼公关部表示:具体数字虽然不好说,但在其他公司的产品中引起故障的概率极低。如果这一结论正确的话,相关公司有可能会根据自己的规定采用与索尼不同的应对措施。

原因出在改进生产工序的环节

  此次存在缺陷的产品是由索尼半导体设在日本九州的CCD摄像元件生产线生产的。该生产线为了提高生产能力对生产工序进行了改进,调整了对引线接合设备的设定。结果造成引线与电极的接合力度比此前有所减小。

  造成引线接合面更加脆弱的另一个原因是用于粘结CCD摄像元件玻璃与封装的粘合剂。CCD摄像元件的一般构造是,在包装CCD用的中空结构的树脂封装上,覆盖并粘合一层可透过可见光的玻璃。据悉,粘合玻璃和封装的粘合剂所采用的碘化合物发生气化,从封装的中空部位到达引线接合部位,对接合面合金造成了腐蚀。所以发生故障的CCD摄像元件均为封装具有中空结构,而且需要粘结玻璃的类型。碘化合物粘合剂在业界应用广泛。在此次故障中,由于引线和电极的接合部位出现弱化,特别是质量不稳定所造成接合部位比较脆弱的引线,随着时间的增长发生劣化导致了脱落(索尼公关部)。

  该公司的质检工序(包括加速试验等)没有检测出引线接合面不牢固的问题。引线接合部位存在问题的时期在2002年底到2004年初,期间该生产线生产的CCD摄像元件仅用于索尼本公司产品的就达到了300万个。

通过改换粘合剂和检验接合力度预防故障

  首次发现此次的故障是在20046月前后。索尼并未公布迄今出现故障的产品总数。该公司根据客户反映开始调查,在20058月底找到了原因。索尼判定发生故障的概率已超过该公司的内部标准,并在建立了替代用的CCD摄像元件生产体制后才对外做了公布。

  为了防止发生同样的故障,索尼决定在CCD摄像元件生产工序中不再使用含有碘化合物的粘合剂。此外,该公司还于20043月前后导入了可测定引线接合力的检查装置,通过采取这两项措施防止同样故障的发生。

ソニーは,同社が製造するCCD撮像素子の一部に不具合があり,このCCDを搭載する製品で「ファインダや液晶表示部に画像が出ない,撮影できない,画面が乱れる」などの症状が現れる可能性があることを明らかにした。

 不具合の原因は,CCDチップとリードフレームをつなぐボンディングワイヤの接合が,経年劣化で外れること。同社は,上記の症状が現れた製品について無償で修理を行う。

 CCD撮像素子という用途が広い部品の不具合であるだけに,無償修理の対象となる製品は幅広い。PDAからデジタルスチルカメラ,デジタルビデオカメラ,業務用ビデオカメラまでが対象になるという。国内モデルでは40機種以上,海外モデルで60機種以上に達する。

 同社のCCD撮像素子は他社の製品にも搭載されており,今回の不具合は他社製品にも波及する可能性が高い。ただし「数字は言えないが,不具合が起こる確率はかなり低い」(同社 広報部)とする同社の主張が正しければ,他社は社内基準などに応じてソニーとは異なる顧客対応を取る可能性もある。

生産性を高める活動の中で・・・

 不具合の舞台となったのは,ソニー セミコンダクタ九州のあるCCD撮像素子製造ラインだった。そのラインの生産性を高めるために製造工程の改良を進める中で,ワイヤボンディング装置の設定を変更した。この結果,ワイヤと電極の接合力が従来より弱くなったという。

 このワイヤの接合面をさらに劣化させたのが,CCD撮像素子のガラスとパッケージを接合するのに用いた接着剤である。一般にCCD撮像素子は,CCDを包む中空構造の樹脂製パッケージの上に,可視光を透過するガラスをかぶせて接合した構造となっている。このガラスとパッケージを接合する接着剤に使っていたヨウ素化合物が気化し,パッケージの中空部からワイヤの接合部に到達,接合面の合金を腐食させたという。パッケージ内に中空構造を持ち,かつガラスの接着が必要なCCD撮像素子ならではの不具合といえる。「ヨウ素化合物の接着剤は,業界では一般に使われている。今回のケースでは,ワイヤと電極の接合部が弱くなっていたため,特に製造バラつきで接合力が十分でなかったワイヤが時間の経過と共に外れてしまった」(ソニー 広報部)。

 開発時に行った加速試験や出荷前の検査では,ワイヤの接合面の劣化をみつけられなかった。ワイヤの接合部が弱くなっていた時期は2002年末から2004年初頭で,この間に当該ラインで製造したCCD撮像素子は,同社の製品向けだけで300万個に達するという。

接着剤の変更と接合力の検査で不具合を防ぐ

 今回の不具合が最初に見つかったのは20046月ころのこと。ソニーは,今に至るまでの不具合の正確な件数を明らかにしていない。同社は報告に基づいて調査を開始,20058月末までに原因を突き止めた。不具合が発生する確率が,一部の地域ではソニーの内部基準を超えたことなどから総合的に判断した同社は,代替となるCCD撮像素子の生産体制を整えた上で,今回の発表に踏み切った。

 ソニーは同様の不具合を防ぐために,CCD撮像素子の製造工程でヨウ素化合物が入った接着剤の使用を取りやめる。これに加えて同社は,ボンディングの接合力を測定できる検査機械を20043月ころから導入しており,この2つの施策によって同じような不具合の再発を防げるとする。

 


 

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