9日午前1時半ごろ、福岡市中央区黒門のマンション5階に住む会社員、山村一司さん(35)から「子供がベランダから転落した」と110番があった。約15メートル下の敷地内のコンクリート上に長男竜平ちゃん(3)が倒れており、全身を強く打って既に死亡していた。
福岡・中央署によると、山村さんは午前1時ごろ、妻と近くのコンビニエンスストアに買い物に行き、帰宅したところ、ベランダに出るサッシが開いていた。ベランダには高さ約110センチのコンクリート壁があるが、その一部の幅約40センチのすき間の金属製格子に足跡のようなものがあった。竜平ちゃんが格子に足をかけて乗り越え、誤って落ちたらしい。