【ウィーン会川晴之】米英両国は13日、モンテネグロを独立国家として承認した。欧州連合(EU)が12日に正式承認したことをッたもので、ベケット英外相は「ブレア首相と私は本日、モンテネグロを独立国家として正式承認した」と声明を発表した。
また米国のマコーマック国務省報道官は、条件を満たせば北大西洋条約機構(NATO)加盟の道も開かれると発言。名実ともに“欧州入り”の証しとなるEUとNATOの加盟に向けた第一歩を歩き始めた。
モンテネグロは5月21日に実施した国民投票の結果、独立賛成派が55%を占め、今月3日に連合国家を形成していたセルビアからの分離・独立を正式に宣言した。
毎日新聞 2006年6月14日 9時45分