東京女子医大病院で2001年に心臓手術を受けた2歳の女の子が死亡した問題で、病院側が近く調査委員会を設置することが明らかになりました。
亡くなったのは神奈川県内に住む会社員の当時2歳だった長女で、生後まもなく重い心臓病と診断され、2001年6月に東京女子医大病院で手術を受けました。
両親によりますと、手術を開始した直後に医師から「麻酔をかけたら心臓が止まった。人工心肺装置に切り替えて手術したい」と説明があり、手術は予定通りに行われましたが、手術後も心臓の機能は回復せず、長女は2日後に死亡したということです。
両親は「手術の必要はあったのか。適正な医療が行われたのか」などと訴えています。病院側は近く調査委員会を設置することを決めていて、医療処置が適切であったかなどを検証するとみられます。