インドネシア・スマトラ島の中心都市メダン近郊で５日、乗客乗員１１６人を乗せた国内線旅客機が墜落し、およそ１５０人が死亡しました。

　墜落したのは乗客乗員あわせて１１６人を乗せメダンからジャカルタに向かっていた、インドネシア・マンダラ航空のボーイング７３７型旅客機です。

　この飛行機は日本時間の５日午前１１時過ぎ、離陸直後に住宅街に墜落して爆発・炎上しました。

　ハッタ運輸相は、乗客乗員や地上にいた住民あわせて１４９人が死亡したと述べましたが、犠牲者はさらに増えるのではないかと心配されています。

　また、ジャカルタの日本大使館によりますと、搭乗者名簿には日本国籍を持つ「ワタナベ・ミオ」という３歳の女の子の名前があるということです。

　地元のメディアは離陸に失敗したと伝えていますが、原因など詳しいことは分かっていません。