イスラム諸国会議機構(OIC)議長国マレーシアのアブドラ首相は24日、世界最大のイスラム人口を抱えるインドネシアのユドヨノ大統領とジャカルタで会談し、レバノンなどの戦闘中止に向け、OICが緊急会合を開くべきだとの認識で一致した。
会談後に記者会見したユドヨノ大統領は、アブドラ首相から会合出席を打診され、自ら参加する用意があると伝えたと述べた。
一方、マレーシアのサイドハミド外相は同日、クアラルンプールで、首脳級の会合開催を目指す方針を示唆した。
ユドヨノ大統領によると、両首脳は無条件停戦と国連主導の平和維持部隊派遣、人道支援を要求。平和維持部隊派遣が実現すれば参加することで一致した。(共同)
毎日新聞 2006年7月25日 10時28分