第4回東アジア競技大会(29日~11月6日、マカオ)に参加する日本選手団の結団式が25日、東京都内のホテルで行われ、選手ら約300人が出席した。
大会には、東アジアの9カ国・地域が参加。陸上や水泳、サッカーなど17競技235種目が行われる。日本選手団は選手335人・役員114人など計479人。競泳は、世界選手権(7月、モントリオール)代表の若手中心で、04年アテネ五輪2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)らは欠場する。サッカーは、優勝したユニバーシアード(8月、トルコ・イズミル)大会の大学生メンバーで臨む。
結団式では、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が「08年北京五輪への新たな戦いは始まっている。06年アジア大会、北京五輪につながる成績を収めてほしい」とあいさつ。続いて団旗が竹田会長から福田富昭・選手団長、旗手で競泳代表の中西悠子(枚方SS)へと手渡された。また主将を務めるサッカー代表の徳永悠平(早大)が「チーム・ジャパンの一員として精いっぱい戦うとともに、友好と国際親善に努める」と決意表明した。【村田隆和】