東アジア大会第8日は5日、マカオで行われ、ボートの男子軽量級ダブルスカルでアテネ五輪代表の武田大作(ダイキ)浦和重(NTT東日本東京)組が金メダルを獲得した。同軽量級シングルスカルの須田貴浩(アイリスオーヤマ)は2位、女子軽量級シングルスカルの森本渚(関西電力)は3位。
競泳は女子100メートル背泳ぎの寺川綾(近大)、男子100メートル自由形で日本選手として初めて50秒を切った佐藤久佳(日大)ら日本勢の全員が予選を通過し、決勝へ進んだ。(共同)
〇…ボートの男子軽量級ダブルスカルで金メダルに輝いた日本最強ペアの武田、浦組はゴールすると、力強くガッツポーズ。武田は「勝たなきゃいけないレースで勝ててよかった」と満面に笑みを浮かべた。
通常の2000メートルと違って500メートルの短距離コース。北朝鮮艇にスタートから先行を許したが、350メートルすぎからラストスパートして逆転。浦は「計算通り。会心のレースだった」と話し、武田も「力を出し切れた。北京五輪へのステップを踏めた」と手応えを口にした。(共同)