【キエフ(ウクライナ)小坂大】欧州遠征中のサッカーの日本代表は10日、当地でウクライナ戦(12日)に向けた初めての練習を行った。
守りの確認を行ったあとは、スタッフを混ぜて11対11の紅白戦。先発組は4・4・2の布陣で、2-2で引き分けたラトビア戦(8日、リガ)と同様、中盤はダイヤモンド型の並び。
GK川口(磐田)が戻り、最終ラインは左から三都主(浦和)、茂庭(FC東京)、坪井(浦和)、駒野(広島)の並び。中盤は、中村(セルティック)をトップ下に置き、左から稲本(ウエストブロミッジ)、中田浩(マルセイユ)、中田英(ボルトン)が入った。2トップは前回と同じ、柳沢(メッシーナ)と高原(ハンブルガーSV)。15分1本で行われた紅白戦は、主力組が柳沢のゴールで勝ち、入念なシュート練習で締めた。
また、右足小指の炎症でラトビア戦を欠場した小野(フェイエノールト)は痛みが引かず、ウクライナ戦の出場も難しくなったため、同日、チームを離れてオランダに戻った。