三菱自動車は1日、乗用車「パジェロ」の燃料装置に不具合があり黒煙が出る可能性があるとして、4万1385台(93年6月~94年4月製造)についての改善対策を国土交通省に届けた。リコール(回収・無償修理)に準じ同様措置を取る。黒煙発生の苦情を受けた整備で排ガスの窒素酸化物(NOx)が増えることも分かり、誤整備の可能性がある8万62台(94年3月~96年5月製造)も自主点検する。 黒煙発生は、エンジンの機械式燃料ポンプに設計と違う部品を装着したのが原因。93年ごろ苦情が寄せられたが、黒煙もNOxも保安基準内だったため不十分な処理で終わっていたという。 |
三菱自動車:「パジェロ」に不具合 改善対策を届ける
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