【ニュルンベルク(ドイツ)小坂大】サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は第10日の18日、1次リーグ3試合があり、F組の日本は午後3時(日本時間午後10時)から当地のフランケン競技場でクロアチアと対戦。初戦のオーストラリア戦(12日)に1-3で逆転負けした日本は、決勝トーナメント進出を目指し、布陣をより攻撃的に変更した。
4チームずつ8組に分かれている1次リーグでは各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。F組は初戦を終えた時点でブラジルとオーストラリアが勝ち点3、日本とクロアチアが同0。日本はクロアチアに勝つか引き分ければ、ブラジルとの最終戦(22日)に1次リーグ突破の望みがつながる。敗れた場合、18日午後6時(日本時間19日午前1時)からのブラジル-オーストラリア戦でブラジルが勝つか引き分けると日本は1次リーグで敗退。また、G組は韓国とフランスが対戦。
第9日の17日は、D組のポルトガルがイランを2-0で破って40年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。E組はイタリアが米国と1-1で引き分け、チェコを2-0で降した初出場のガーナがW杯初勝利。E組は勝ち点3差に4チームがひしめく混戦となった。
毎日新聞 2006年6月18日 20時47分