ラグビーの太平洋5カ国対抗戦は最終日の1日、大阪・長居スタジアムで日本代表-フィジー代表の最終戦を行った。日本は15-29で敗れ、4戦全敗の最下位で全日程を終了した。日本は開始5分、安藤がPGを決めて先制。しかし、フィジーの強烈な縦突破を止められず、2トライを奪われ3-15で前半を折り返した。後半31分、ラインアウトのこぼれ球を拾ったオライリーが同点トライを決めるなど日本は粘りを発揮したが、5分後にゴール前でスキを突かれて決勝トライを許し力尽きた。今季新設された同大会は、オールブラックス・ジュニアが4戦全勝で優勝。また、5月14日のグルジア代表戦からスタートした日本代表のテストマッチ計6試合の成績は、1勝5敗となった。
毎日新聞 2006年7月1日 21時20分 (最終更新時間 7月1日 22時05分)