祭り会場で肩が触れた小学生に殴るけるの暴行を加えたとして、埼玉県警狭山署は29日夜、同県入間市高倉2、会社員、丸山継誉(ひでたか)容疑者(32)を傷害容疑で緊急逮捕した。「謝らずに逃げたので、腹が立った」と容疑を認めているという。
調べでは、丸山容疑者は同日午後6時半ごろ、狭山市堀兼の駐車場であった地元自治会主催の夏祭り会場で、つまずいてよろけた同市内の小学6年の男児(12)が、肩が当たったのにそのまま立ち去ったとして立腹。数分後に戻ってきた男児の頭をプロレス技のヘッドロックのように腕で締め上げ「大人をなめているだろう」と言いながら頭をひざげりしたり殴るなどして、2週間のけがを負わせた疑い。男児の友人の通報で駆け付けた同署員に逮捕された。酒に酔っていたという。【高本耕太】
毎日新聞 2006年7月31日