秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、秋田地検は9日、長女彩香ちゃん(9)=同町立藤里小4年=を殺害したとして、同町粕毛家の後、無職、畠山鈴香容疑者(33)を殺人罪で秋田地裁に追起訴した。畠山被告は起訴事実を認めている。畠山被告の起訴は、2軒隣の米山豪憲君(7)=同1年=の死体遺棄、殺人罪に次いで3回目。
起訴状によると、畠山被告は4月9日午後6時45分ごろ、自宅から約3キロ離れた同町矢坂坂本の大沢橋の欄干(高さ1メートル15センチ)に彩香ちゃんを座らせ、約8メートル下の藤琴川に突き落とし水死させた。【百武信幸】
毎日新聞 2006年8月9日