在日本大韓民国民団(民団)の37地方本部などから成る「民団正常化推進委員会」は10日、河丙オク(ハビョンオク)団長に対する不信任の可否を決める臨時中央大会開催を求める署名簿を東京都港区の民団中央本部に提出する。
河団長は先月、在日本朝鮮人総連合会との和解問題で混乱を招いた責任を取り、来月15日に辞任、10月24日に新団長を決める中央大会を開く考えを示していた。委員会は「辞任を先延ばしし、混乱を長引かせている」と河団長の姿勢を批判し、早期の大会開催を求めるため署名運動を続けていた。
委員会によると、最高議決機関の中央大会代議員(定数550)の過半数を大きく上回る368の署名が集まった。署名が提出されれば、30日以内に臨時中央大会が開かれる。【工藤哲】
毎日新聞 2006年8月10日