31日午後4時25分ごろ、岐阜市茶屋新田の長良川左岸堤防のり面を自転車に乗って河川敷へ降りようとした近くの自営業、池田浩隆さんの長男で同市立且格(しょかく)小4年の隼也君(10)が誤って転倒、のり面のコンクリートで頭を打ってまもなく死亡した。
岐阜県警岐阜南署の調べでは、現場ののり面(長さ約15メートル)は下っていく途中で芝生からコンクリートになっている。約100メートル北には河川敷に通じる取り付け道路があったが、隼也君は近道をしようとしたらしい。隼也君は姉(12)と一緒に自転車で河川敷にあるグラウンドへ向かう途中だったという。【稲垣衆史】
毎日新聞 2006年9月1日