リレハンメル五輪スピードスケートの男子500メートルで銅メダルを獲得し、現在は会社役員の堀井学氏(35)=苫小牧市在住=が、4月8日投開票の北海道議選に登別市選挙区(定員1)から出馬を検討していることが分かった。今週末にも態度を表明する見通し。
関係者によると、自民党登別支部の役員が13日に堀井氏と会談し、堀井氏は「(出馬を)前向きに検討したい」と語った。同支部は候補擁立のめどがつかず、同党道連に人選を依頼。橋本聖子道連会長が室蘭市出身の堀井氏に出馬を打診した。
堀井氏は、14日の毎日新聞の取材に「過去に2度お断りした。(橋本さんからは)今週中に北海道へ行くので、そこで思いを聞かせてほしいといわれた。早急に結論を出したい」と話した。
同選挙区には現職で無所属(民主党推薦)の井野厚氏(59)が6選を目指し出馬表明している。【大谷津統一、吉田競】
毎日新聞 2007年3月15日 0時46分