JR東海の春闘交渉は15日、主要組合であるJR東海ユニオンが求めていたベースアップ(ベア)3000円に対し、経営側は600円と回答、夏のボーナスについては3.1カ月分の要求に対し2.95カ月分と回答し、妥結した。ベースアップは6年ぶり。
労組側は、定期昇給分に加えて3000円のベアを要求していた。定期昇給分については満額回答となった。600円のベアについて、経営側は「経営環境、当社の賃金水準、物価動向、世間相場などを勘案して判断した」と説明している。【高塚保】
毎日新聞 2007年3月16日 2時03分