話題の携帯電話がいよいよ日本でも発売です。アメリカ・アップル社の新型「iPhone」が来月、ソフトバンクから発売されることになりました。世界で600万台を売り上げた「iPhone」、日本の携帯業界にとって黒船となるのでしょうか。
「『iPhone 3G』を紹介します」(アップル社CEO スティーブ・ジョブズ氏)
アップル社が発表した新しい携帯電話の「iPhone 3G」。従来の「iPhone」は値段が高いと言われて来ましたが、今回は199ドルと大幅な値下げです。日本での価格はまだ決まっていませんが、早くも来月11日にソフトバンクから発売されます。
「1台は必ず買うよ。(Q.1台だけ?)奥さんのものも買わないといけないかも・・・」(イベント参加者)
「iPhone」は、ボタンのないタッチパネル式が特徴。
電話に加えてインターネット、音楽、動画も楽しめることから世界で600万台を売り上げましたが、通信方式の違いもあって日本では販売されていませんでした。
「最低でも100万台(売れる)。iPodよりも価格が安く販売期間を考えると、ヒットすれば200万台以上というのも」(ジャーナリスト・神尾寿氏)
日本での販売権をめぐってはドコモやKDDIも争奪戦を繰り広げましたが、最終的にソフトバンクが販売権を獲得しました。
「10万円以内なら・・・。8万円、7万円なら買うかもしれない」(男性)
「(買う)予定は全くないです。全く興味がなかったです」(女性)
ただ、日本の消費者に好まれる電子マネーの機能やワンセグには対応していないため、国内での売れ行きには慎重な見方もあります。
「日本は『ケータイ鎖国』と言われてきたが、開国を促す1つのきっかけ、黒船的な存在になると思います」(ジャーナリスト・神尾寿氏)
新型「iPhone」は、果たして日本でも大きな旋風を巻き起こすのでしょうか。(10日18:07)