燃料価格の高騰に伴い国内の航空会社が減便を検討している問題で、日本航空の西松社長は「大地震が起こっている。路線を縮小せざるを得ない」との考えを示しました。 「不採算なところを切りながらですね、一部を縮小していかざるをえない。今大きな流れにあるというわけでありますけどね。大地震が起こっているという、そんな認識です」(日本航空 西松遥 社長) 航空機の燃料価格が高騰していることを受け、日本航空の西松社長は「色々な路線を現状のまま維持していくのは難しい」として、国内線、国際線の複数の赤字路線で撤退を検討していることを明らかにしました。 日本航空ではすでに福島空港に乗り入れる3路線の廃止を県側に打診していて、西松社長は「申し訳ないと思うが、相当赤字が大きく、見直しせざるを得ない」としています。 燃料価格は去年の2倍以上に跳ね上がっていて、全日空でも複数路線の減便を検討しています。(11日18:59) |
JAL、赤字路線の撤退を検討
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