5人に1人「減装商品」購入 NPOが実験
簡易包装の商品購入を呼びかける活動を続けている、神戸大の学生らでつくるNPO法人「ごみじゃぱん」(神戸市)が、消費者の動向について実験調査を行ったところ、5人に1人が簡易包装した商品を購入したことが分かった。
実験は今年5月15日~8月15日、同市東灘区のスーパーマーケット4店で行われた。容器包装ごみが減量された商品を「減装(へらそう)商品」として1474点を独自に認定。目印を付けたり、特設の陳列棚に置いたりして買い物客に購入を勧めるキャンペーンを実施した。
結果によると、実験期間の3カ月間に売れた減装商品は16万6843個に上った。減量前の通常商品がごみになった場合と比べ、ごみ自体で1.18トン、二酸化炭素(CO2)に換算すると2.03トンを削減することができたという。
また、同様の実験を全国で実施することにより、年間19万5000トンのごみ、23万9000トンのCO2を減らすことが可能になると試算している。
実験後に同区内の女性203人を対象にしたアンケートでは、54.7%がキャンペーンの存在を知っており、22.7%が実際に減装商品を購入していた。
実験結果について、代表理事を務める石川雅紀神戸大大学院教授は「価格が特別に高くなければ、消費者は(減装商品を)買ってくれる。キャンペーンに一定の効果があることが分かった」と話している。
NPO进行的实验中,每5人中就有1人购买“简装商品”
呼吁购买简易包装商品的活动正在继续。由神户大学的学生们组成的NPO法人“垃圾日本”(神户市)针对消费者的动向进行了调查实验,进而得知,每5人中就有1人购买简易包装的商品。
今年5月15日-8月15日,实验在该市东滩区的4家超市进行。1474件减少了容器包装的商品作为“简易包装商品”被单独拿出,印上标识、放置在单独的货架上,开展引导顾客购买的活动。
结果,在进行实验的3个月时间内销售掉的简装商品达到16万6843件。与减少包装之前的现行包装商品产生的废旧包装相比,可以减少包装1.18吨,换算成二氧化碳排放量则是减少排放2.03吨。
另外,根据在全国实施的这种实验得到的结果,一年内可减少19万5000吨废旧包装,换算后可能得到的二氧化碳减少量为23万9000吨。
以实验后同区的203名女性为对象的案卷调查中,54.7%的人知道有此项宣传活动,有22.7%的人实际购买了简装商品。
对于实验结果,担任代表理事的石川雅纪神户大学研究生学院教授表示“如果价格变得特别高的话,消费者就会购买“简装商品” 。宣传活动还是有一定效果的。”
出处:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000509-san-soci