名古屋市は9日、副市長3人の給与について、今年度と来年度分を年7万円減額することを明らかにした。一律で給与を上げるよう求めた市人事委員会の勧告を河村たかし市長が拒否し、課長級以上を上げず、係長級以下を上げる代案で組合と妥結した。そのため河村市長が自身の給与を7万円下げることにし、副市長側からも自らの減給を申し入れた。副市長の給与は現在、年約1650万円。
市長と副市長の今年度、来年度分の給与からそれぞれ7万円減らす条例案を同日、市議会の2月定例会に提出した。職員給与に関する改正条例案も同じく出した。