環境省は14日、2013年度の日本国内の温暖化ガス排出量は約14億800万トンとなり、前年度に比べて1.2%増加したと発表した。排出量としては07年度に次いで過去2番目に多かった。東京電力福島第1原子力発電所の事故で原発の運転停止が続く中、石炭による火力発電に依存していることが排出量を押し上げた。 13年度の排出量は、過去最大だった07年度の約14億1200万トンをわずかに下回るが、増加傾向は続いている。日本は20年度までに温暖化ガスの排出量を05年度比で3.8%削減する目標を掲げているが、13年度は0.8%増加したことになる。 部門別にみると、オフィスビルなどの業務部門で電力や石油製品の消費が増えた影響が大きく、排出量は12年度比9.9%増となった。産業部門では機械や食品の製造業などで減ったため、同0.7%減少。家庭部門も省エネの取り組みが進んだことなどから同1.3%減少した。 二酸化炭素(CO2)以外の温暖化ガスでは、冷蔵庫の冷媒などに使われる代替フロンの排出量が同9.2%増加した。産業廃棄物などから出るメタンなどは減少した。 同省は再生可能エネルギーの導入を促進するなどして、温暖化ガスの排出量の抑制策を加速させる考えだ。 |
温暖化ガス排出量、13年度1.2%増 原発停止が影響
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