国際サッカー連盟(FIFA)理事に初当選した日本協会の田嶋幸三副会長が4日、帰国した成田空港で記者会見を開き「4年の任期で当選することができた。各国の期待と信頼に応えたい」と意気込みを口にした。
田嶋副会長は4月30日にアジア連盟選出のFIFA理事にトップ当選。5月末に2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の各大陸出場枠を決める理事会を控え「厳しい情勢だが、理論武装して枠を守る」と、アジア市場の可能性や魅力を訴えて現行の出場枠4.5の死守に全力を尽くす考えを示した。
21年FIFA総会、23年女子W杯の日本招致については「任期中にぜひ勝ち取りたい」と意欲を示し、アジアの競技力向上のために各国代表監督による合同会議の創設案を掲げた。〔共同〕