【ロンドン=共同】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、レスターは26日、日本代表FW岡崎慎司(29)をドイツ1部リーグのマインツから獲得し、4年契約を結ぶことで合意したと発表した。移籍金は非公表だが、1千万ユーロ(約14億円)前後とみられる。英国の労働許可取得などを経て移籍が正式完了する。
レスターの公式サイトは、岡崎がホームスタジアムを訪れ、観客席で青いユニホームを掲げる写真などを掲載した。岡崎は同サイトに「プレミアリーグでプレーすることが自分の夢だ。レスターを助けるためには、どんなことでもやる。サポーターのためにたくさんのゴールを取りたい」と熱い思いを語った。
兵庫・滝川二高出身の岡崎は2010、14年のワールドカップ(W杯)に連続出場し、代表通算で日本歴代3位の44得点。11年からドイツでプレーし、13年に移ったマインツでは2季連続2桁得点を挙げた。昨季は14位でプレミアリーグ残留を決めたレスターで、得点源として活躍することが期待される。