【グロスター（英国）＝谷口誠】ラグビーの世界一を決める第８回ワールドカップ（Ｗ杯）イングランド大会第４日は23日、英国西部グロスターなどで行われた。１次リーグＢ組の日本（世界ランク11位）は、過去Ｗ杯４位の実績を持つスコットランド（同12位）と対戦、10―45で敗れた。大会通算成績は１勝１敗。

先制を許した日本は前半15分ごろ、マフィ（ＮＴＴコミュニケーションズ）のトライで一時逆転したが、前半は７―12で終えた。疲労の色が濃くなった後半、日本はミスが目立ち、５トライを奪われるなど、相手に圧倒された。

初のベスト８進出を目標に掲げる日本は、歴史的勝利を挙げた初戦の南アフリカ戦から中３日。スコットランドは今大会初戦だった。日本協会がテストマッチと認定した対戦では今大会前まで日本の１勝７敗。直近では2013年11月に敵地で対戦、17―42で敗れた。

日本の第３戦は10月３日、ミルトンキーンズで行われるサモア戦。