食品卸3位の国分と丸紅は28日、食品卸事業での業務提携に合意したと正式発表した。2016年1月に国分が同社グループを再編し、2月末に両社の卸中核子会社に相互出資する予定だ。
今後、提携推進委員会を設置し、物流拠点の相互利用やシステムの共有、商品開発の協力などで具体的な協業内容を検討する。
国分は丸紅の冷食卸子会社、ナックスナカムラ(大阪市)に51%を出資して子会社化し、取締役の過半数を派遣する。丸紅子会社で菓子卸の山星屋(同)にも20%出資する。丸紅は国分の食品卸子会社、国分首都圏に20%出資する。