【チューリヒ＝原克彦】国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のブラッター会長は10日、日本経済新聞の取材に応じ、一連の汚職事件について「（権限が集中している）理事会の改革に失敗したのは私の大きな責任だ」と語った。６月の会長職の辞任表明後、日本メディアと会見するのは初めて。一方、スイス当局による自身への捜査については「誰からも（不正な）資金は受け取っていない」と語り、疑惑への関与を否定した。

ＦＩＦＡは総会…