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オーストラリアのターンブル首相が18日朝、政府専用機で羽田空港に到着した。9月中旬の就任以来、北東アジアの初の外遊先に日本を選び、対日関係を重視する姿勢を打ち出した。同日午前は日本科学未来館(東京・江東)を訪れ、ホンダの二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」を視察。「日本は技術革新のリーダーだ。日本の技術と豪州の創造性の融合に期待したい」などと語った。
午後には安倍晋三首相との会談が予定され、今年1月に発効した日豪経済連携協定(EPA)の成果を確認するほか、技術革新の分野で両国の連携強化を図る。ターンブル氏は資源ブーム後の経済再生に技術革新を重視しており、来日には豪州の主要大学学長や科学者が同行した。