広告主のホームページに誘導した件数に応じて収入を得るアフィリエイト広告ビジネスへの勧誘を装い、架空のソフトを販売するなどの名目で大学生から現金を詐取したとして、大阪府警は13日までに、システム会社社長の増田鉄兵容疑者(31)=大阪市北区=ら7人を詐欺容疑で逮捕した。
府警によると、増田容疑者は「ソフトは実在する」と容疑を否認しているという。
府警生活経済課によると、増田容疑者らは大学生を中心に約230人から計約1億7千万円を集めていたといい、同課は裏付けを進める。
7人の逮捕容疑は昨年1月、大阪府内の男子大学生に対し「ネットビジネスでお金を稼ぐことができる」などと勧誘。架空のソフト購入などの契約を結ばせて約75万円をだまし取った疑い。
別の大学生が昨年3月、府警天満署に相談して発覚した。