財務省が14日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、4月3日~9日の海外投資家による日本株への投資は2週連続の買い越しとなり、買越額は1465億円だった。運用リスクを回避する雰囲気が和らぎ、短期的な戻りを期待する買いが入った。
海外投資家は国内の中長期債を2週連続で買い越した。短期債は3週ぶりの買い越しだった。
一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は2週連続の売り越しとなり、売越額は1兆1753億円だった。海外株式への投資は3週連続で売り越しだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕