阿弥陀二十五菩薩来迎図を修理後初公開 京都・安楽寿院——贯通日本资讯频道
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阿弥陀二十五菩薩来迎図を修理後初公開 京都・安楽寿院

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修復後、初公開される「阿弥陀二十五菩薩来迎図」。隣は斉藤亮秋(りょうしゅう)住職=京都市伏見区、佐藤慈子撮影


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平安時代後期に鳥羽上皇が創建した安楽寿院(あんらくじゅいん、京都市伏見区)に伝わる「阿弥陀二十五菩薩来迎図(ぼさつらいごうず)」(国重要文化財)の修理が終わり、29日に開幕する「京都非公開文化財特別公開」で披露される。修理費には、以前の特別公開に参加した際の拝観料が充てられた。


京都非公開文化財 2016春の特別公開


平安末~鎌倉時代の作品で、縦116センチ、横73センチ。雲上の阿弥陀如来を中心に18尊の菩薩らが極楽浄土からお迎えに来る様子を描く。不動明王、毘沙門天の2尊が描かれるなど天台系の来迎図とされる。明治期以降は京都国立博物館(京博)に寄託されてきたが、折れや汚れがひどく、絹に描かれた絵の具層が剝離(はくり)するなど傷みが激しかった。


修理費は800万円超。75%が国から補助されたが、残り200万円以上は寺の負担。そこで寺は2012年秋と13年春に特別公開に参加し、鳥羽上皇の念持仏の阿弥陀如来坐像(ざぞう、重文)などを公開し、拝観料で約200万円が集まった。京博内の文化財保存修理所で、絵の具の剝離止めや汚れの除去、欠損した絹や裏打ち紙の補強などの修理が施され、昨春完成した。「鮮やかさを少し取り戻し、細かな部分も見えるようになった」と斉藤亮秋(りょうしゅう)住職(66)は喜ぶ。


寺にはほかにも、鳥羽離宮で鎮護国家の祈禱(きとう)や祈雨に使われたとみられる平安末~鎌倉時代の「孔雀明王(くじゃくみょうおう)図」(重文)など修理が必要な文化財が多い。斉藤住職は「展覧会への出品依頼も多く、修理すれば安心して貸し出せる。特別公開で浄財が集まることで修理に踏み出すきっかけになる」と期待する。


特別公開(朝日新聞社特別協力)は5月8日まで。1カ所あたり大人800円、中高生400円(一部異なる)。問い合わせは主催の京都古文化保存協会(075・754・0120)へ。(久保智祥)



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