共産・志位委員長=22日午前10時34分、東京・新宿、岩下毅撮影
この参院選は、日本の命運がかかった歴史的な選挙だ。安倍政権による、憲法違反の安保法制の強行採決があった。同時に、戦後かつてない新しい市民運動が起き、野党共闘が実現した。全国32の1人区で共闘が実現した。政治を変える絶好のチャンスだ。
特集:2016参院選
日本共産党は市民との共闘を成功させ、対決構図を示す。安倍首相は「自公対民共」と言うが違う。「自公とその補完勢力対4野党+市民」の戦いの構図だ。
安倍首相は野党共闘に大きな危機感を持っている。自公は「野党共闘は野合だ」と言うが、自公に言われたくない。野党は安保法制の廃止、立憲主義を取り戻すとの大義のもと共闘している。立憲主義を取り戻すことは憲法を取り戻すことだ。政策の違いを横に置いてでも最優先すべき課題だ。野合どころか民主政治を取り戻す希望だ。(東京都のJR新宿駅前で)