映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作の公開に合わせ、映画の登場キャラクター「ダース・ベイダー」を水墨画に描くパフォーマンスが11日、大塚家具の新宿ショールーム(東京・新宿)で開かれた。16日の映画公開へ期待が高まるなか、多くの買い物客が足を止めて完成を見守った。
最新作は「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」。幅広い世代の来店客に新作登場を知ってもらい、店内で販売している関連グッズにも注目してもらおうと、大塚家具がイベントを開いた。
会場を盛り上げるため打ち鳴らされた和太鼓のリズムに合わせ、画家が縦横180センチの和紙に絵筆を走らせた。はじめは墨で体の陰影だけが描かれた和紙の上に、勢いある描線で徐々に現れたのはダース・ベイダーの姿。約20分後に描きあがると、見守っていた多くの買い物客が拍手を送った。
画家は、京都を中心に活動し、覚悟を持つ者を描きたいという思いから「水墨武人画師」と自称するこうじょう雅之さん。自らもスター・ウォーズのファンだといい、「かっこいいだけでなく、悪いだけでもないキャラクターを表現したかった」と話す。
店にはスター・ウォーズの関連グッズ約300種類をそろえた特設コーナーを設置。限定商品の登場キャラクターが描かれたクッションや、先行販売のお盆や小皿などの食器が並んでいる。こうじょうさんが事前に描いたダース・ベイダーやストームトルーパーの原画も販売している。