軍事研究、大学内に指針「ある」3割 朝日新聞調査——贯通日本资讯频道
您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 政治(日语) >> 正文
軍事研究、大学内に指針「ある」3割 朝日新聞調査

写真・図版


「安全保障と学術の関係」と題して開かれた日本学術会議のシンポジウム。研究者ら約300人が軍事研究について議論した=2017年2月、東京都港区の同会議講堂


写真・図版


国立大の全86校と国の補助金交付額が多い私立大30校の計116校に朝日新聞が調査したところ、軍事的研究について、学内に研究指針などの基準を持つ大学が3割にとどまることがわかった。国内の科学者でつくる「日本学術会議」は3月、大学などの研究機関に対して軍事的研究を技術的、倫理的に審査する制度を求める声明を出したが、整備が進んでいないことが浮かんだ。


軍事的研究について研究指針、学長声明、理事会決定など判断基準となる「決まり」を持つ大学は国私立合わせて30%にあたる35校。このうち、軍事的研究を「一切認めていない」と答えたのは26校だった。


さらに、防衛装備庁が研究にお金を出す「安全保障技術研究推進制度」への応募の可否について、「最終判断は個人の判断に委ねられるべきと思うか、大学の判断に委ねられるべきと思うか」尋ねたところ、「大学」が国私立合計で80校と全体の69%を占めた。推進制度について大学が判断すべきだとする一方、大学で判断の基準づくりが進んでいない実態もわかった。


調査は6~7月にかけ、全国立大86校と、私立大のうち国の経常費補助金交付額(2015年度)の上位30校の116大学を対象に行った。99大学が回答し、回答率は85%だった。



〈安全保障技術研究推進制度〉 防衛装備庁が国の防衛分野の研究開発に役立つ基礎研究を民間企業や大学に委託し、お金を出す制度。同庁職員が研究の進み具合を管理、指導するなど国が研究に関与する度合いが高いとされる。初年度の15年度予算では3億円、16年度では6億円、17年度は110億円に急増した。



新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

发表评论】【加入收藏】【告诉好友】【打印此文】【关闭窗口

相关文章

日本政府称解除紧急状态尚待研究 疫苗接种管理系统主体框架本月完成
中国とWHOの新型コロナ起源解明合同調査について外交部がブリーフィング
2020年笹川杯日本研究论文大赛圆满举行
中露、月科学研究ステーションの広範な協力を推進へ
2020年中国の基礎研究費、研究開発費に占める割合初めて6%超に
中国の水陸両用機「AG600」、消火システム初の科学研究テスト飛行完了
世界最大の地震工学シミュレーション研究施設、天津で設立へ
「2020年度中国科学10大進展」が発表
武漢発の新型コロナ不活化ワクチンが販売開始
第13次五カ年計画期間 中国の基礎研究経費がほぼ2倍に
映画館の防疫措置に88.7%が「満足」
中国で新鉱物を発見、国際機関に認可される
米メディア「中国がWHO調査団を妨害」にWHO専門家「恥知らず」
中国・WHO新型コロナ起源解明調査団、研究所から流出「極めて可能性が低い」
武漢P4実験室訪問を終えたWHO調査団の談話に対する欧米側の反応は? 湖北省
WHO調査団が武漢ウイルス研究所を訪問 湖北省
中国のモバイル決済利用者8億人超 一日平均何回利用するか
河北省で明の時代の沈没船が発見
请查收这份日本七帝大经济学研究科指南
中国の学者、「人工筋肉」の研究に進展
日研究机构:日本或存在大量无症状感染者,数量是确诊16倍
南水北調中央ルート、浮遊藻類AI識別の研究に進展
日本学者东英寿—— “汉学研究是我毕生的兴趣”
日本骏河湾内发现身长超1米的大型深海鱼
「冬季五輪競技実験室」、何を研究しているところか?