「Oh!Me大津テラス」の完成予想イラスト(大津テラスPR事務局提供)
昨年8月末で閉店した大津パルコ(大津市打出浜)の跡地ビルに、新たなショッピングモールが27日にオープンする。スーパーや家電量販店、書店やカフェなどが出店し、にぎわいの創出が期待できそうだ。
跡地ビルを買い取って開業準備を進めていた「アーク不動産」(大阪市)が先月27日、店舗構成などを発表した。
新モールの名称は「Oh!Me(オーミー)大津テラス」。「私の場所」という意味と「近江」の読みを重ねた。感嘆符(!)には「胸が躍り、暮らしがにぎわう施設であってほしい」という思いが込められている。
8階建てで34のテナントが入る。1階には平和堂のスーパー「フレンドマート」やカフェ「ホリーズカフェ」、2階にはレンタルDVD・書店「ツタヤ」のブックカフェが県内に初出店する。3階には家電量販店「テックランド」や100円ショップ「キャンドゥ」、6階にはラーメン店やインド料理店、とんかつ店やイタリアンレストランなどが入る。
7階は映画館「ユナイテッド・シネマ大津」が引き続き営業する。大津パルコの時に親しまれたFM局「エフエム滋賀」のサテライトスタジオが、約8カ月ぶりに復活する。
大津テラスPR事務局の担当者は「地域の人々に、家と職場に続く第3の『居場所』にしてもらいたい」と話している。開店は4月27日午前10時。開店日から3日間は、千円以上買い物をした各日先着300人に、施設オリジナルのエコバッグを贈呈する。大津テラスのホームページは
http://www.ohmeotsu.jp/
。(岡本洋太郎)