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新生南座、11月1日に再オープン 染五郎が初お目見え

耐震化などの改修工事に伴う約3年間の休館を経て、京都四條南座(京都市東山区)の再オープンが11月1日に決まった。こけら落としは2カ月連続の吉例(きちれい)顔見世(かおみせ)興行(こうぎょう)。松竹が28日、11月の演目や出演者を発表した。


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師走の風物詩として定着した顔見世興行だが、今年は松本白鸚(はくおう)、松本幸四郎、市川染五郎の高麗屋(こうらいや)三代襲名披露も兼ねて、11月に幕を開ける。12月は演目や出演者を変え、通常の吉例顔見世興行として開く。12月の演目は今後、発表される。


昼の部は幸四郎と染五郎が「連獅子(れんじし)」に、白鸚が「鈴ケ森(すずがもり)」に出演する。夜の部は幸四郎の弁慶、白鸚の富樫、染五郎の義経で「勧進帳(かんじんちょう)」を上演するほか、口上などもある。染五郎は東京・歌舞伎座以外では初お目見えとなる。「南座は400年の歴史があり、大先輩も舞台に立ってきた場所。身を引き締めてやりたい」と話した。


ほかに人間国宝の坂田藤十郎や片岡仁左衛門、片岡秀太郎、市川左団次、片岡愛之助らも出演する。


公演は11月1~25日。2万7千~6千円。10月15日からチケットホン松竹(0570・000・489)などで販売する。(岡田慶子)


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