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伸び伸び宙組20年 和希そら、宝塚バウホール初主演

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-7-25 14:23:00  点击:  切换到繁體中文

 

宝塚歌劇に「宙(そら)組」が誕生して今年で20年。8月2日に開幕するショー「ハッスル メイツ!」は、ファン投票でつくるメドレーを織り交ぜ、これまでの軌跡を一挙に振り返るライブパフォーマンスだ。宙組男役の和希(かずき)そらが、今作で宝塚バウホール(兵庫県宝塚市)での初主演を果たす。


2010年の入団以来、「舞台上では上下関係はない。どんどんぶつかってきて」という上級生の言葉を胸に、突き進んできた。「自分の生き方を認めて、そのまま育てて下さった」。自由に伸び伸びできる環境が、宙組の良さだと感じている。


14年の「ベルサイユのばら オスカル編」の新人公演で主演を務め、今年1月の「ウエスト・サイド・ストーリー」では女役・アニータにも挑戦した。「1年1年、段階を踏んで成長させていただいたなと思う」


今回は、組の節目を飾るショー作品での主演という大役だが、気負いはない。プレッシャーを感じるかと聞かれると、「『やってやるぞ』という活力に変わりますね」と力強く答えた。


自身の名前にちなみ「和」「希」「そら」という流れで進行する。「和物のメドレーや平和を象徴する場面があったり、希望を表現する場面があったり。宙にちなんだ曲も入ります」


根っからのダンス好きで、今回「裸足で踊りたい」という夢もかなえる。「見ている方が色んなように取れるし、正解がない。ダンスって、それがすごくおもしろい」


「ハッスル メイツ!」という公演タイトルを聞いたときは、正直、「昭和っぽい」とも思ったという。でも、ファンからは「ぴったりですね」と言われ、驚いた。自覚していないが、「熱い」というイメージがあるのかもと思う。「基本的には明るくポジティブに生きている。その反対が垣間見えると、人って魅力的にみえる。そういうところも出していきたい」


今後挑戦してみたいのは、自分とかけ離れた憎悪に満ちた役という。「すごく屈折した、複雑な、見てる人の心にウォーってくるような役をやってみたい」


公演は8月2~13日。石田昌也が作・演出を手がける。(杢田光)



 

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