全日空は2日、9月1日~10月27日に、成田―ロサンゼルス便など国際線の3路線計212便を欠航すると発表した。約1万6500人に影響する。米ボーイング787型機でエンジンの点検が必要になっているためで、これまで国内線だけだった欠航が国際線にも広がる。
欠航は他に、成田―香港便と中部―香港便。3路線で1日平均3・7便が欠航する。全日空が運航する国際線の2%ほどにあたる。
同期間の国内線の欠航の詳細は9日に公表する予定。また、10月28日以降については冬ダイヤとなり、エンジン点検も折り込んだダイヤ編成をするため、減便になる一方、予約後の欠航は発生しなくなるという。