(7日、高校野球 常葉大菊川8―7益田東)
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試合途中の整備を終えたグラウンドに、覚醒した益田東打線が現れた。
五回まで散発4安打。4番の稲林も2打席凡退だった。「甲子園の雰囲気にのみ込まれ、打つべきでない球に手を出していた」。整備時間を自己分析の機会にした。「点差は気にせず一から始めるつもりで」と気持ちを切り替えた。
六回に稲林らの4連打、七回にも犠打を挟む4連打で畳みかけた。七回には2点適時三塁打を放った稲林は、「負けたが、自分たちのつなぐ野球はできた」。
●大庭監督(益) 「うちと相手との違いは、自信を持って走塁するかどうか。打撃の方はバットを振っていったら、だんだんと相手に慣れていった」
●和田(益) 八回に逆転を許す。「ずっと相手打線からプレッシャーを感じていて、七回に逆転してくれた後の3回を抑えるのは長いなと感じた」