神戸海上保安部は24日、神戸市兵庫区の和田岬で、灯台の頂上部がなくなった、と発表した。台風20号による高波でさらわれたとみて調査している。
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海保によると、コンクリート製の神戸和田岬防波堤灯台(高さ11・5メートル)。台風通過後の24日午前、職員が巡回中に気づいた。頂上部に取り付けていたLED灯器(高さ1・5メートル)や太陽光パネルが土台ごと消え、見つかっていない。
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灯台は神戸港を出入りする船舶に位置情報を知らせるためのもので、海保は航行警報を出して注意を呼びかけている。(野平悠一)