風呂敷は多彩な防災用具に早変わり――。日本風呂敷協会(京都市)は、1日の防災の日に合わせて、活用ガイド「ふろしき防災BOOK」を発行した。
台風接近どうする? 備え確認し、早めに避難を
水害への備えは? 台風に襲われたら、街で身を守る
マスクにもロープにもなり、重りをくるめばハンマーに、足裏に段ボールを挟めば靴に。ときにはリュック、おむつ、担架にも。39通りの活用策を載せた。
3年がかりで実験を重ねた。ロープには大人がぶら下がり、ハンマーでは実際にガラスを割って試した。大風呂敷を広げず、身近な使い方を心がけた。