豪のタツノオトシゴのオス 「腹」で求愛と子育て二刀流——贯通日本资讯频道
您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 社会(日语) >> 正文
豪のタツノオトシゴのオス 「腹」で求愛と子育て二刀流

360度いきもの目線


細長い体と筒状の口にギョロッとした目。容姿が馬や竜に似ていて魚類には見えないが、胸びれや背びれが小刻みに動いている。タツノオトシゴの仲間「ビッグベリーシーホース」だ。約40匹を飼育、展示している「しながわ水族館」(東京・品川区)で360度撮影をした。


他の「いきものたち」の動画はこちら


水槽内にカメラを設置したが、どの個体もカメラを怖がることもなく、優雅に泳いでいる。レンズに向かってすーっと顔を近づけてくるものもいる。ちょっとキリンに似ているかも。


タツノオトシゴの仲間は肉食性。小型の甲殻類や魚などを吸い込んで食べる。泳ぎは得意ではなく、海藻やサンゴなどに尾を巻いて、エサが近づいてくるのを待つ「待ち伏せ型ハンター」だ。飼育員の福井正志さんは「エサを食べる瞬間だけは、普段の動きから考えると想像できないくらい速いです」。


タツノオトシゴのオスは「イクメン」でも知られる。オスの腹にある育児囊(のう)にメスが卵を産み付け、育児囊の中で孵化(ふか)した稚魚を「出産」するという。ビッグベリーシーホースは主に春夏に出産する。今回は、腹の中に子どもがいるオスの姿は見えなかったが、育児期間のオスは腹が大きく膨らむので見てわかるらしい。また、腹の大きさをメスにアピールするために水を入れて膨らますこともあるという。


ビッグベリーシーホースは、オーストラリア南部の冷たい海に生息。成長すると全長35センチにもなる。体のほとんどは、ウロコのような骨板で覆われている。(竹谷俊之)


新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

发表评论】【加入收藏】【告诉好友】【打印此文】【关闭窗口

相关文章

絶滅危惧種のイグアナ こわもてだけど実は草食系
まん丸の体、フウセンウオ クリクリの瞳で来館者を魅了
ハダカで出っ歯なネズミ 「きもかわ」珍動物に大接近
トラ柄、大人になるとヒョウ変 南国の性格温厚なサメ
肉食獣も逃げ出す臭い スカンクの臭腺、嗅いでみた
角質パクパク、ドクターフィッシュ どんな指が好み?
日光浴好きなワオキツネザル カメラ、三脚にも興味津々
柔らかい「大砲の弾」? カラフルなクラゲたちが乱舞
海遊館の大水槽を独り占め 涼しげな空間を360度で