2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は2日、本番前に運営面の課題を点検するテスト大会の日程を発表した。マラソンの代表選考会として19年9月15日に開催されるグランドチャンピオンシップ(MGC)など、今年9月に実施されたセーリングワールドカップ(W杯)を含めて16の大会がテストの場と位置づけられている。
組織委は20年5月までに計約50のテスト大会を実施予定で、19年1月までに全日程を確定させる見通し。競技エリアの設備、計測機器、スタッフの連携などの確認を中心に改善点を洗い出す。
10月以降の大会一覧は次の通り。
【18年】水泳 水球日本選手権(10月5~7日、辰巳国際水泳場)【19年】近代5種 W杯ファイナル(6月27~30日、武蔵野の森総合スポーツプラザなど)▽アーチェリー(7月12~18日、夢の島公園)▽ボート 世界ジュニア選手権(8月7~11日、海の森水上競技場)▽総合馬術(8月12~14日、馬事公苑など)▽ゴルフ 日本ジュニア選手権(8月14~16日、霞ケ関CC)▽トライアスロン 五輪予選など(8月15~18日、お台場海浜公園)▽ホッケー(8月17~21日、大井ホッケー競技場)▽セーリング(8月17~22日、江の島ヨットハーバー)▽空手・組手 プレミアリーグなど(9月6~9日、日本武道館)▽カヌー・スプリント(9月12~15日、海の森水上競技場)▽マラソン MGC(9月15日、明治神宮外苑発着)▽テニス 全日本選手権(10月23日~11月3日、有明テニスの森)▽カヌー・スラローム(10月25~27日、カヌー・スラローム会場)▽卓球 W杯団体戦(11月6~10日、東京体育館)
(大会名称がないものは未定)