大型トラックが行き交う国道沿いに、ひときわ目立つ「にんたまラーメン」の看板。赤を基調とした建物に入ると目に飛び込んでくるのは、クレーンゲームなどがそろった本格的なゲームセンターだ。
国道51号沿いの「大洗店」は、ゲームセンターと食堂部分の大きさがほぼ同じ。パチスロ型のゲームをしていた茨城県鉾田市の農業男性(59)は、「一度にゲームと食事ができ、気晴らしになる」。店内には豚骨やにんにくの香りが広がり、作業服を着た男性たちが黙々とラーメンをすする。
運営するのは取手市に本社を置く「ゆにろーず」。茨城に11店舗、大阪や埼玉などと合わせ計20店舗を展開するチェーン店だ。
大野秀之社長は店のターゲット…