紛争下でレイプ被害に遭った女性たちに寄り添い続け、今年のノーベル平和賞の授与が決まったコンゴ民主共和国の婦人科医、デニ・ムクウェゲ氏(63)が6日、自身の病院で朝日新聞の取材に応じた。「レイプは性的テロリズムだ。日本人も女性たちの苦しみを知り、レイプを防ぐ闘いに参加して欲しい」と話し、理解と支援を呼びかけた。
ムクウェゲ氏は「何年も前から平和賞の候補に挙げられ、実はあきらめかけていた」と語り、「賞はレイプ被害を受けた女性らのものだ。彼女らこそ、この賞に値する」と述べた。
コンゴは1990年代に大規模…